ネットレ・自信一番番付編成規定


 

Ⅰ)基本方針

 

 偏差値の勝敗換算基準について、偏差値50.00以上53.00未満を「8勝7敗」とし、上下3刻みずつで偏差値換算し、それを昇降枚数表の昇降枚数に従って番付を昇降させる。(十両落ちはないものとする。)

 デビュー場所は前頭15枚目格付出とし、西前頭15と同じ扱いとする。旧参加者(2場所目以降)の最下位番付は西15とする。

③ 同じ番付に重なった場合は、昇降枚数の比率換算し、上位の者を翌場所の番付では上位に据えることとする。以後、西、1枚下の東・・・(三役の場合は張出)とおいていく。西前頭15まで行った場合には、西前頭15を最下位に番付を繰り上げる。

  ただし、Ⅵ-③に規定する前頭11枚目以下での勝ち越し者は、同一番付に据えられた場合の優先順位は最も低いものとする。

 

標準番付昇降枚数表

平幕起点 三役起点

勝ち星

基準値 最高値

上昇枚数

勝ち星 基準値 最高値 降下枚数 勝ち星 基準値 最高値 降下枚数
15              80.75   +22.0 7  48.50 50.00 -0.5 7  48.50   -0.5
80.00 80.75 +21.5 47.00 48.50 -1.0 47.00 48.50 -1.0
79.25 80.00 +21.0 6    46.25 47.00 -1.5 6   46.00 47.00 -1.5
78.50 79.25 +20.5 45.50 46.25 -2.0 45.00 46.00 -2.0
77.75 78.50 +20.0 44.75 45.50 -2.5 44.00 45.00 -2.5
77.00 77.75 +19.5 44.00 44.75 -3.0 5   43.00 44.00 -3.0
76.25 77.00 +19.0 5    43.25 44.00 -3.5 42.00 43.00 -3.5
75.50 76.25 +18.5 42.50 43.25 -4.0 41.00 42.00 -4.0
74.75 75.50 +18.0 41.75 42.50 -4.5 4   40.00 41.00 -4.5
74.00 74.75 +17.5 41.00 41.75 -5.0 39.00 40.00 -5.0
73.25 74.00 +17.0 4    40.25 41.00 -5.5 38.00 39.00 -5.5
72.50 73.25 +16.5 39.50 40.25 -6.0 3   37.00 38.00 -6.0
71.75 72.50 +16.0 38.75 39.50 -6.5 36.00 37.00 -6.5
71.00 71.75 +15.5 38.00 38.75 -7.0 35.00 36.00 -7.0
14    70.25 71.00 +15.0 3    37.25 38.00 -7.5 2   34.00 35.00 -7.5
69.50 70.25 +14.5 36.50 37.25 -8.0 33.00 34.00 -8.0
68.75 69.50 +14.0 35.75 36.50 -8.5 32.00 33.00 -8.5
68.00 68.75 +13.5 35.00 35.75 -9.0 1   31.00 32.00 -9.0
13    67.25 68.00 +13.0 2    34.25 35.00 -9.5 30.00 31.00 -9.5
66.50 67.25 +12.5 33.50 34.25 -10.0 29.00 30.00 -10.0
65.75 66.50 +12.0 32.75 33.50 -10.5 0   29.00 -10.5
65.00 65.75 +11.5 32.00 32.75 -11.0        
12    64.25 65.00 +11.0 1    31.25 32.00 -11.5        
63.50 64.25 +10.5 30.50 31.25 -12.0        
62.75 63.50 +10.0 29.75 30.50 -12.5        
62.00 62.75 +9.5 29.00 29.75 -13.0        
11    61.25 62.00 +9.0 0   29.00 -13.5        
60.50 61.25 +8.5                
59.75 60.50 +8.0                
59.00 59.75 +7.5                
10    58.25 59.00 +7.0                
57.50 58.25 +6.5                
56.75 57.50 +6.0                
56.00 56.75 +5.5                
9    55.25 56.00 +5.0                
54.50 55.25 +4.5                
53.75 54.50 +4.0                
53.00 53.75 +3.5                
8    52.25 53.00 +3.0                
51.50 52.25 +2.5                
50.75 51.50 +2.0                
50.00 50.75 +1.5                

 

Ⅱ)休場関連

① 休場者はそのままの番付に留めない。

② 長期休業者については引退とはしないが、幕内とは別番付にして名前を残しておく。復帰した場合は、新入幕と同じ幕尻から始めるものとする。

  番付が幕尻まで下がった上に、多忙などにより参加できない場合、また投稿が全くなくなるのではなく、次の場所への参加の意志を示している場合、 翌場所の番付は番付外とせず、最下位(西15相当)に留めるものとする。

 (ただし適用は原則1場所までとする。)

(自信一番限定ルール)下記の公傷制度を運用する。

 a.初日の締め切り時間までに公傷を宣言する。締め切りを過ぎた場合は通常の休場となる。
 b.翌場所の番付は、公傷を宣言した場所の番付通りとする。
 c.大関・横綱への昇進挑戦場所に公傷申請した場合、昇進挑戦自体が振り出しとなる。
 d.大関・横綱から陥落し、返り咲き場所で公傷休場した場合、その返り咲き挑戦は翌場所に同一条件で持ち越しとする。

 

Ⅲ)関脇・小結関連

① 次の場合には無条件で三役に昇進できるものとする。

 a.西前頭筆頭で偏差値54.00以上を基準として、半枚につき1.00を加えた偏差値以上を挙げた場合。

  例)東前頭2であれば西前頭筆頭の半枚下なので、三役昇進のノルマの偏差値の下限は1.00繰り上がって55.00となるため、東前頭2で偏差値55.00以上を記録した者は三役に必ず昇進できる。

 b.東前頭筆頭で偏差値50.00以上を挙げた(勝ち越した)場合

② 東前頭筆頭を超える地位に就ける成績を挙げた場合には、他に小結確定者が1名以下ならば三役に昇進できるものとする。

③ 次の場合には無条件で関脇に昇進できるものとする。

 a.小結で偏差値59.00以上(11勝以上)を挙げた場合

 b.小結で2場所連続で偏差値56.00以上(10勝以上)を挙げた場合

 c.東前頭筆頭で偏差値63.50以上を基準として、半枚につき1.00を加えた偏差値以上を挙げた場合。

④ 次の場合には関脇に4名を上限に昇進できるものとする。

 a.小結で偏差値56.00以上(10勝以上)を挙げた場合

 b.小結で2場所連続で偏差値53.00以上(9勝以上)を挙げた場合

 c.東前頭筆頭で偏差値60.50以上を基準として、半枚につき1.00を加えた偏差値以上を挙げた場合。

⑤ 次の場合には関脇確定者が1名以下、または関脇確定者が複数人いても小結確定者が複数人いれば関脇に昇進させる。

  ただし、後者の場合は関脇が小結より2人以上多い人数にならないように編成する。

 a.小結で偏差値53.00以上(9勝以上)を挙げた場合

 b.東前頭筆頭で偏差値57.50以上を基準として、半枚につき1.00を加えた偏差値以上を挙げた場合。

⑥ 次の場合には関脇確定者が1名以下の場合のみ関脇に昇進できる。

 a.小結で偏差値50.00以上を挙げた(勝ち越した)場合

 b.東前頭筆頭で偏差値54.50以上を基準として、半枚につき1.00を加えた偏差値以上を挙げた場合。

 

Ⅳ)大関関連

① 大関昇進は、以下のいずれかの規定を満たした者を推挙することとする。

 a.3場所連続三役で、以下の条件すべてを満たした者

  ア.昇進直前3場所の偏差値の合計が177.00(33勝相当)以上で、この間負け越しなし

  イ.昇進直前2場所の偏差値の合計が115.00(21勝相当)以上

  ウ.昇進直前場所を関脇で迎え、偏差値56.00(10勝相当)以上

 b.関脇以下で優勝した次の場所を関脇で迎え、連続優勝を果たした場合。

 c.関脇以下で2場所連続全勝優勝を果たした場合。

② 平幕が起点の場合は、当該場所での大関(翌場所横綱昇進となる者、大関陥落となる者、大関の地位で引退する者は除く)と①-a~c、④に規定する大関昇進者の合計が4人未満の場合に限り、

 以下の条件すべてを満たした者

  ア.起点の平幕場所が前頭3枚目以内であること。

  イ.昇進直前3場所の偏差値の合計が177.00(33勝相当)に半枚につき0.75を加えた偏差値以上を挙げた上で、この間負け越しなし

  ウ.昇進直前2場所を関脇で迎え、2場所とも偏差値56.00(10勝相当)以上、かつ2場所の偏差値の合計が115.00(21勝相当)以上

 *なお、複数人がこれを満たして、全員を昇進させると大関が5名以上となる場合には、特例として大関昇進を認めるものとする。

③ 大関は2場所連続負け越すと、関脇に陥落する。

④ 大関が関脇に陥落した場合、次の場所の偏差値が56.00以上(10勝以上)を挙げた大関に復帰させる。

 

大関・三役昇進偏差値表

  小結 関脇 大関
確実 権利 確実 権利A 権利B 権利C 3場所
関脇 47.00 ----- 50.00 ----- ----- ----- 177.00
小結 50.00 ----- 59.00
*56.00
56.00
*53.00
53.00 50.00 177.00
東前1 50.00 ----- 63.50 60.50 57.50 54.50 177.75
西前1 54.00 50.00 64.50 61.50 58.50 55.50 178.50
東前2 55.00 50.00 65.50 62.50 59.50 56.50 179.25
西前2 56.00 50.75 66.50 63.50 60.50 57.50 180.00
東前3 57.00 51.50 67.50 64.50 61.50 58.50 180.75
西前3 58.00 52.25 68.50 65.50 62.50 59.50 181.50
東前4 59.00 53.00 69.50 66.50 63.50 60.50 -----
西前4 60.00 53.75 70.50 67.50 64.50 61.50 -----
東前5 61.00 54.50 71.50 68.50 65.50 62.50 -----
西前5 62.00 55.25 72.50 69.50 66.50 63.50 -----
東前6 63.00 56.00 73.50 70.50 67.50 64.50 -----
西前6 64.00 56.75 74.50 71.50 68.50 65.50 -----
東前7 65.00 57.50 75.50 72.50 69.50 66.50 -----
西前7 66.00 58.25 76.50 73.50 70.50 67.50 -----
東前8 67.00 59.00 77.50 74.50 71.50 68.50 -----
西前8 68.00 59.75 78.50 75.50 72.50 69.50 -----
東前9 69.00 60.50 79.50 76.50 73.50 70.50 -----
西前9 70.00 61.25 80.50 77.50 74.50 71.50 -----
東前10 71.00 62.00 81.50 78.50 75.50 72.50 -----
西前10 72.00 62.75 82.50 79.50 76.50 73.50 -----
東前11 73.00 63.50 83.50 80.50 77.50 74.50 -----
西前11 74.00 64.25 84.50 81.50 78.50 75.50 -----
東前12 75.00 65.00 85.50 82.50 79.50 76.50 -----
西前12 76.00 65.75 86.50 83.50 80.50 77.50 -----
東前13 77.00 66.50 87.50 84.50 81.50 78.50 -----
西前13 78.00 67.25 88.50 85.50 82.50 79.50 -----
東前14 79.00 68.00 89.50 86.50 83.50 80.50 -----
西前14 80.00 68.75 90.50 87.50 84.50 81.50 -----
東前15 81.00 69.50 91.50 88.50 85.50 82.50 -----
西前15 82.00 70.25 92.50 89.50 86.50 83.50 -----

   確実  例外なく昇進

   権利  空きがあれば昇進

   権利A 関脇4人を限度に昇進

   権利B 空きがなくても他に小結候補が複数いれば、関脇4人を限度に昇進

   権利C 空きがある場合のみ昇進

   * 小結で2場所連続で表記されている以上の偏差値を挙げた場合のノルマ

 

Ⅴ)横綱関連

 

① 横綱は以下のいずれかの規定を満たした者を推挙することとする。

 a.大関で2場所連続優勝

 b.関脇で全勝優勝した次の場所を大関で迎え、連続全勝優勝を果たした場合。

 c.2場所連続優勝の次の場所を大関で迎え、3場所連続優勝を果たした場合。

 d.以下の条件すべてを満たした者

  ア.昇進直前3場所の偏差値の合計が186.00(36勝相当)以上で、この間負け越しなし

  イ.昇進2場所前を大関で迎え、その2場所の偏差値の合計が127.00(25勝相当)以上

  ウ.昇進前2場所の優勝者との偏差値の差の合計が6.00(2勝相当)以下

  エ.昇進2場所前の偏差値が59.00(11勝相当)以上、昇進直前場所の偏差値が62.00(12勝相当)以上

 e.大関で3場所連続偏差値62.00(12勝相当)以上を挙げた者

② 横綱は以下のいずれかの場合は大関に陥落する。

 a.偏差値50.00以上56.00未満(8~9勝)の翌場所から2場所連続で負け越し

 b.偏差値56.00以上(10勝以上)の翌場所から3場所連続で負け越し

③ 横綱が大関に陥落した場合、次の場所が優勝、または偏差値62.00以上(12勝以上)なら大関に復帰させる。

 

Ⅵ)特殊規定

① 番付が何らかの理由により実際の昇降枚数の地位より繰り下がった場合には、本来据えられる地位が平幕だった時に限り、先回繰り下がった分だけ翌場所繰り上げて番付を編成する。

② 勝ち越し者の番付が上がらなくなってしまった場合、または負け越し者の番付が下がらなくなってしまった場合は、特別に優先的に番付を昇降させることがある。

  優勝者または前頭11枚目以下で偏差値50.00以上挙げた(勝ち越した)者には勝ち数1勝分にあたる偏差値3.00を、

 前頭11枚目以下での優勝者には勝ち数2勝分にあたる偏差値6.00を加算したものとして番付編成する。

  ただし、優勝ボーナスは三役昇進に加味するが、前頭11枚目以下の勝ち越しは三役昇進には加味しない。

④ 番付編成上矛盾が生じる場合(同じ勝ち数で逆転が発生した場合など)は、昇降の基準偏差値に満たない場合でも、優遇される方に合わせた昇降をさせる。

  ただし、優勝による加算された勝ち数はこの対象とはならない。

⑤ その他番付編成規定にない決定については、番付評議委員を最低2名以上置き委員同士の協議とする。

  ただし、横綱,大関の昇進に関する協議は投票者の3分の2以上の賛同が得られれば可決とする。投票者は当該場所の番付に掲載されている方を対象とする。

 

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