映画のページ(2005年1月分)


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赤いアモーレ
東京タワー
オーシャンズ12
マイ・ボディガード
巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)
カンフーハッスル

 

赤いアモーレ

監督 セルジオ・カステリット
原作 マルガレート・マッツァンティーニ
脚本 セルジオ・カステリット、マルガレート・マッツァンティーニ
音楽 ルシオ・ゴドイ
主な出演者 ペネロペ・クルス、セルジオ・カステリット、クラウディア・ジェリーニ、アンジェラ・フィノチアーノ、マルコ・ジャリーニ

ストーリー

才色兼備の妻(クラウディア・ジェリーニ)と暮らす医師のティモーテオ(セルジオ・カステリット)は、イタリア(ペネロペ・クルス)と行きずりの関係を結ぶ。2人は徐々に離れられない関係に陥って行き、やがて本物の愛へと変わっていった。

そんな矢先、イタリアが突然病に倒れてしまう。

SHIN様の一言

ベストセラー小説「明日を夢見て」を映画化し、イタリアで大ヒットした大人のラブ・ストーリー。

禁断の恋に落ちながらも、その愛の行方が鮮明に描かれている。セックスシーンもあったが、その分リアリティも増した印象。真に迫る演技が素晴らしかった。


東京タワー

監督 源孝志
原作 江國香織
脚本 中園ミホ、源孝志
音楽 溝口肇
主な出演者 黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶ、余貴美子、岸谷五朗、平山あや、宮迫博之

ストーリー

21歳の透(岡田准一)の恋人は、売れっ子CMプランナーを夫にもつ41歳の詩史(黒木瞳)。出会った瞬間に恋に落ちた2人は、3年前から密会を重ねている。

一方、透の友人の耕二(松本潤)は、35歳の主婦・喜美子(寺島しのぶ)と付き合い始めるが、互いの人間関係が少しずつ崩れていってしまう。

SHIN様の一言

「冷静と情熱のあいだ」の江國香織原作の注目作品。年の差の離れた2組のカップルの様子が秀逸かつ繊細に描かれていた。

ストーリー的にも申し分なかったとは思うが、一つ気になったのはタイトルがなぜ「東京タワー」なのかということ。話の中でほんの一瞬しかリンクしていなかったものがなぜタイトルになったかというのは謎としか言いようがない。もしかしたらそこにミステリアスな雰囲気を感じさせたかったのでは…。


オーシャンズ12

監督 スティーヴン・ソダーバーグ
脚本 ジョージ・ノルフィ
音楽 デヴィッド・ホームズ
主な出演者 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アンディ・ガルシア

ストーリー

3年前カジノから大金をまんまとせしめたオーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちだったが、金を奪われたベネディクト(アンディ・ガルシア)の怒りはおさまっていなかった。「1億6,000万ドルに利子をつけて返済しなければ命はない」と迫ってきた。

彼らは再結集して新たな犯罪計画に挑むが、ラスティー(ブラッド・ピット)の元恋人で捜査官のイザベル(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が絡んでくる。オーシャンたちは金を準備するためにヨーロッパへ飛ぶ。

SHIN様の一言

「オーシャンズ11」の第2弾ということで注目を浴びた作品。豪華キャストで送るとあって、製作側の自信作なのだろう。

私は「オーシャンズ11」を観ていないから比較こそできないが、かなりスリリングなストーリー展開はなかなか痛快だった。


マイ・ボディガード

監督 トニー・スコット
原作 A・J・クィネル
脚本 ブライアン・ヘルゲランド
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
主な出演者 デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル、マーク・アンソニー

ストーリー

生きる希望を失った男ジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、メキシコシティでボディガードの職を得る。実業家の娘ピタ(ダコタ・ファニング)を護衛することになった彼は、聡明な彼女と次第に心を通わせ合うようになった。

しかし、その矢先、ピタが何者かに連れ去られてしまった。

SHIN様の一言

R-15指定ということで過激なシーンが多々出てくることは予想できたが、その反面心温まるシーンも多かったように思う。

ストーリー的にはよくあるパターンだったが、それを承知で感動させてしまう作り。期待に違わぬ映画であることに変わりはない。


巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)

監督 アラン・レネ
脚本 アラン・レネ
音楽 ブルーノ・フォンテイン、モーリス・イヴェン
主な出演者 オドレイ・トトゥ、サビーヌ・アゼマ、ピエール・アルディティ、ランベール・ウィルソン、ジャリル・レスペール

ストーリー

1925年、巴里。ユゲット(オドレイ・トトゥ)は青年シャルレ(ジャリル・レスペール)を想い、彼は人妻のジルベルト(サビーヌ・アゼマ)を愛していた。

実業家夫人ジルベルトには夫の知らない離婚歴があった。ある日、夫の仕事相手エリックの出現をきっかけに、ジルベルトを愛する芸術家や小悪魔的な美女も絡んで恋の大騒動がもち上がる。

複雑な人間関係が予期せぬ事態を巻き起こす。

SHIN様の一言

恋愛映画が大好きなSHIN様。ネット上でタイトルを見ただけで見に行きたくなった衝動買い的な作品となった。

ふたを開けてみたらミュージカル風の作り。正直思ったほどの作品ではなかったが、通には人気の作品のようで、それはそれで面白いのかも…。


カンフーハッスル

監督 チャウ・シンチー
脚本 チャウ・シンチー、ツァン・カンチョン、ローラ・フオ、チャン・マンキョン
音楽 レイモンド・ウォン
主な出演者 チャウ・シンチー、ユン・チウ、ユン・ワー、ドン・ジーホワ、シン・ユー

ストーリー

ギャング団“斧頭会”にあこがれる青年シン(チャウ・シンチー)とその相棒は、古びたアパートの住人を脅して会に名を売ろうとする。

ところが住人は中国拳法の達人ばかりで、シンは彼らと斧頭会の刺客との死闘に巻き込まれてしまう。

SHIN様の一言

「少林サッカー」の大ヒットをそのままに、チャウ・シンチー自らが監督,脚本,主演を務めた自信作である。

「ありえねー!!」 ポスターの見出しにはそう書いてあったが、確かに「あり得ない」と思わせるシーンがいくつもあった。はっきり言って意味不明である。しかし、それでいて笑わせる作りはさすが。アクションとコメディの絶妙なコラボレーションをお楽しみ下さい。


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