映画のページ(2005年3月分)
監督 | 犬童一心、黒田昌郎、祢津哲久、黒田秀樹、佐藤信介、永井聡、真田敦 |
脚本 | 佐藤信介、山田慶太、永井聡 |
主な出演者 | 中村獅童、伊東美咲、天海祐希、小西真奈美、宮崎あおい |
ストーリー
CMプランナーの山田(中村獅童)は、昔かわいがっていた柴犬のことをふと思い出す。それは少年時代に空き地で出会い、毎日一緒に遊んだ捨て犬ポチのことだった。
だが少年時代の山田がぜんそくで病院へ運ばれ、ポチは空き地にひとりぼっちで取り残されてしまう。
SHIN様の一言
7人の監督がリレー形式で話を展開する新しいスタイルの映画。それぞれに犬への思い入れが強く描かれている作品だった。
タイトルが平仮名なのは、犬のかわいらしさを表現するための技法なのだろうか? 観ていて心の和む作品であった。
監督 | 金子修介 |
原作 | 小山ゆう |
脚本 | 水島力也、川尻善昭 |
音楽 | 川村栄二 |
主な出演者 | 上戸彩、石垣佑磨、栗山千明、小栗旬、北村一輝 |
ストーリー
戦国時代。加藤清正との壮絶な闘いを経たあずみ(上戸彩)とながら(石垣佑磨)は、新たな仲間・こずえと共に真田昌幸暗殺の旅へ。だが、死んだ初恋の仲間と瓜二つの盗賊・銀角(小栗旬)と出会い、自らの使命と恋の狭間で揺れ動く。
そんなあずみたちの前に真田幸村が放った上野甲賀衆が立ちはだかる。
SHIN様の一言
2年前のシリーズ第一作を観た方ならおわかりだろうが、上戸彩,石垣佑磨,小栗旬らの役者としての成長が目覚しいことを感じたに違いない。
映画の質もアップした感じだが、ストーリー的には前作の流れを引き継いでいる。あらかじめ観てからこの作品を観てみるとより面白いはずだ。
監督 | ジャン=ピエール・ジュネ |
原作 | セバスチャン・ジャプリゾ |
脚本 | ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン |
音楽 | アンジェロ・バダラメンティ |
主な出演者 | オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ジャン=ピエール・ベッケル、ドミニク・ベテンフェルド、クロヴィス・コルニヤック |
ストーリー
第一次世界大戦下のフランス、軍法会議で死刑を宣告された5人の兵士は、敵との中間地帯に放り出される。
その兵士の1人にマチルダ(オドレイ・トトゥ)が愛する恋人・マネク(ギャスパー・ウリエル)が含まれていた。5人の兵士は死んだとされているが、マチルダはマネクの消息を追う。
SHIN様の一言
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが送る壮絶な恋物語。その壮大なスケールは観ていて共感を覚えるものがあった。
R-15指定の恋愛モノ。映像が過激であるがゆえの規制だが、戦時中につき流血シーンが多いから。決して違う物を想像しないように…。
監督 | ビーバン・キドロン |
原作 | ヘレン・フィールディング |
脚本 | ヘレン・フィールディング、アンドリュー・デイヴィス、リチャード・カーティス、アダム・ブルックス |
音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ |
主な出演者 | レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ |
ストーリー
恋人マーク(コリン・ファース)に“永遠の愛”を感じていたブリジット(レニー・ゼルウィガー)だったが、彼の周りに他の女性の気配を感じ、けんか別れしてしまう。
そんな折、元上司のプレーボーイ・ダニエル(ヒュー・グラント)と再会を果たしたブリジットは、彼とタイで取材へ向かった。 しかし、ひょんなことからブリジットは牢屋に入れられてしまう。
SHIN様の一言
3年前にシリーズ第1弾が公開されたらしいが、私は観ていない。しかし、コミカルな恋愛模様は相変わらずのようだ。
今回は役作りのために太ったというが、その必要性はどこにあったのだろう? 話自体は面白かったのだが、そこだけ謎が残った。
ONE PIECE THE MOVIE/オマツリ男爵と秘密の島
監督 | 細田守 |
原作 | 尾田栄一郎 |
脚本 | 伊藤正宏 |
音楽 | 田中公平 |
主な声優 | 田中真弓、岡村明美、中井和哉、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子 |
ストーリー
グランドライン」を走り抜けるゴーイング・メリー号。ルフィ(田中真弓)は大海原に漂うガラスのビンを発見。中に入っていたのは、オマツリ島の地図だった。
あやしい招待状に導かれオマツリ島へ上陸したルフィ海賊団。オマツリ男爵から「地獄の試練を乗り越えた者に宝物をやる」と言われた彼らは早速、試練に挑むが、そこには想像を絶する過酷な罠が待ち受けていた。
SHIN様の一言
以前何かのアンケートで「子供に一番見せたいアニメは何ですか?」という質問があったが、その1位が「ONE PIECE」。大人でもその良さがわかる作品なのだ。
その評判と変わらず、この作品でも共感する所、笑える所とわかりやすい作りになっている。人気があるのもうなずける。
監督 | 樋口真嗣 |
原作 | 福井晴敏 |
脚本 | 鈴木智 |
音楽 | 佐藤直紀 |
主な出演者 | 役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇、石黒賢 |
ストーリー
太平洋戦争末期。東京への原爆投下を察知した軍は、特殊兵器ローレライ・システム搭載の潜水艦・伊507にその阻止を命じる。
だが、乗組員たちはローレライ・システムの意外な正体を知り、驚愕する。
SHIN様の一言
福井晴敏のベストセラー小説「終戦のローレライ」を、役所広司、妻夫木聡ら豪華キャストを迎えて映画化。
海底という極限状態でのヒューマンドラマが展開されたが、観ていて臨場感があった。演じている役者さんの表情も鬼気迫るもので、太平洋戦争の厳しさをそのまま感じ取ることができる作品だ。
監督 | ビボ・バージェロン、ヴィッキー・ジェンソン、ロブ・レターマン |
脚本 | ロブ・レターマン、マイケル・J・ウィルソン |
音楽 | ハンス・ジマー |
主な声優 | ウィル・スミス、ロバート・デ・ニーロ、レネー・ゼルウィガー、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー |
ストーリー
海底都市リーフシティ。お調子者の小魚オスカーは、事故死したサメを自分で退治したと嘘をついて街の人気者になった。
一方、死んだサメの弟で心やさしいレニーは、仲間から離れるためにオスカーと結託する。
SHIN様の一言
ドリーム・ワークス社が送る最新のCGアニメ。実際には表情のない(感じない?)魚たちをファンタジックに描いていた。
ストーリー全体もユーモラスな感じで、観ていて楽しかった。
監督 | タソス・ブルメティス |
脚本 | タソス・ブルメティス |
主な出演者 | ジョージ・コラフェイス、タソス・バンディス、マルコス・オッセ、バサク・コクルカヤ、イエロクリス・ミハイリディス |
ストーリー
1950年代のコンスタンチノープルで祖父(タソス・バンディス)からスパイスの効用と天文学を学んだファニス(マルコス・オッセ)。
やがて彼は大好きな祖父と別れ、家族とアテネに強制退去させられてしまう。
SHIN様の一言
洋画ではありがちな例え話から始まるお話。この作品では調味料だったが、宇宙にまで例えてしまうスケールの大きさ。それだけ1つの物に没頭できることを表現したいのだろう。
ストーリー的には悲しい部分もあったが、それがあるからこそラストシーンが盛り上がった印象。笑える所は少なかったが、充分に及第点ではある。
監督 | ゲイリー・マーシャル |
原作 | メグ・キャボット |
脚本 | ションダ・ライムズ |
音楽 | ジョン・デブニー |
主な出演者 | アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース、ヘクター・エリゾンド、ヘザー・マタラッツォ、クリス・パイン |
ストーリー
大学を卒業した21歳のミア(アン・ハサウェイ)はヨーロッパの小国、ジェノヴィアのプリンセスとして新生活をスタートした。
しかし、王位を引き継ぐ前に結婚しなければならないことが判明し、30日間で結婚相手を探すはめになってしまう。
SHIN様の一言
5年前に第1弾が上映されて以来の作品だそうだが、私はそれを観ていない。
それはともかくストーリー全体が面白い作りだったのは良かった。見た目のゴージャスさや笑えるシーンもふんだんに盛り込まれており、申し分なかった。