映画のページ(2005年10月分)


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ティム・バートンのコープスブライド
理想の恋人.com
この胸いっぱいの愛を
蝉しぐれ
タッチ
2/2
シンデレラマン
四月の雪
SHINOBI

 

ティム・バートンのコープスブライド

監督 ティム・バートン、マイク・ジョンソン
脚本 パメラ・ペトラー、キャロライン・トンプソン、ジョン・オーガスト
音楽 ダニー・エルフマン
主な声優 ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン、トレイシー・ウルマン、ポール・ホワイトハウス

ストーリー

恋人のビクトリアと結婚間近のビクターは、間違って別の女性と結婚の誓いをしてしまう。しかも彼女は既に死んでいる女性だった。

ビクターは“死者の国”に連れて行かれて戸惑ってしまうが、規律に縛られた人間社会と対照的なそこでの自由な暮らしに魅了されていく。

SHIN様の一言

アニメの鬼才・ティム・バートンが指揮を執ったこの作品。CGながらビクターの気の弱そうな表情が上手く表現されていた。

注目は声優には初挑戦というジョニー・デップ。しかも主演ということだったが、見事大役を果たしたのはさすがと言うべきか。

ストーリー的にも、アニメではあるが大人も子供も楽しめる内容だったのではないかと思う。


理想の恋人.com

監督 ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ
原作 クレア・クック
脚本 ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ
音楽 クレイグ・アームストロング
主な出演者 ダイアン・レイン、ジョン・キューザック、エリザベス・パーキンス、クリストファー・プラマー、ダーモット・マローニー

ストーリー

幼稚園の先生をしているサラ(ダイアン・レイン)は30代のバツイチ女性。度重なる失恋が原因で、恋に臆病になっている日々から足を洗うことを決意する。

一方サラの家族は、サラに次の恋人ができるように、様々な策を弄し、サラの姉妹ということで出会い系サイトに登録してしまう。

SHIN様の一言

正直上映されている映画館が少なかったので、マイナーではあるのだろう。

しかし面白いと思ったのはタイトルである。「理想の恋人」で止めておけばよいところを、敢えて「.com」とつけたことが興味深かった。出会い系サイトという設定のため、米国人ならではの趣向という感じがした。


この胸いっぱいの愛を

監督 塩田明彦
原作 梶尾真治
脚本 鈴木謙一、渡辺千穂、塩田明彦
音楽 千住明
主な出演者 伊藤英明、ミムラ、勝地涼、宮藤官九郎、吉行和子、倍賞千恵子、富岡涼

ストーリー

鈴谷(伊藤英明)は故郷の北九州・門司に帰るために飛行機に乗っていた。

ところが到着してみると、20年前にタイムスリップしてしまい、10歳の自分(富岡涼)とかつてあこがれていたた女性(ミムラ)に出会う。鈴谷は彼女の運命を変えるべく奔走する。

SHIN様の一言

名作・「黄泉かえり」の塩田明彦先生が監督したこの作品。予告編では「第2の『黄泉がえり』」と謳われていた。

その意味は本編を観ればお分かりいただけると思うが、ラストシーンでは「黄泉がえり」に勝るとも劣らない感動が溢れ出す。「黄泉がえり」同様の名作であることは疑いない。


蝉しぐれ

監督 黒土三男
原作 藤沢周平
脚本 黒土三男
音楽 岩代太郎
主な出演者 市川染五郎(7代目)、木村佳乃、ふかわりょう、今田耕司、原田美枝子、緒形拳

ストーリー

海坂藩の下級武士の息子・文四郎(市川染五郎)は、謀反の罪で切腹させられた父(緒形拳)の言葉に従い、剣の道に励む日々を送っていた。

ある日、文四郎は幼なじみで恋心を抱いていたふく(木村佳乃)が、藩主の子を流産したという話を聞く。

SHIN様の一言

藤沢周平先生の長編小説を映画化した作品。

テーマは「20年同じ女(ひと)を愛し続けられますか?」。それほど長い間同じ女(ひと)を想い続けることの難しさを描いているからこそ、クライマックスでの感動のシーンを味わうことができる。


タッチ

監督 犬童一心
原作 あだち充
脚本 山室有紀子
音楽 松谷卓
主な出演者 長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太、RIKIYA、平塚真介

ストーリー

明青学園に通う双子の達也(斉藤祥太),和也(斉藤慶太)と幼なじみの南(長澤まさみ)。野球部の和也は、好きな南の夢を叶えるために甲子園出場を目指すが、南は達也にひかれていた。

やがて予選決勝戦の朝を迎えるが、球場へ行く途中に和也が交通事故に遭ってしまう。

SHIN様の一言

あだち充先生原作のアニメが実写版としては初の映画化で、満を持しての登場だ。男女の青春模様がごく自然に描かれていた。

監督は「黄泉がえり」「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心、主演に「世界の中心で、愛をさけぶ」の長澤まさみ、双子の兄弟・達也と和也に斉藤祥太、斉藤慶太、音楽は「いま、会いにいきます」の松谷卓と役者もスタッフも層々たる顔触れだ。


2/2

監督 伊藤秀裕
原作 中島みゆき
脚本 藤平久子、伊藤秀裕
主な出演者 瀬戸朝香、渡部篤郎、高島礼子

ストーリー

イラストレーターの圭(渡部篤郎)と恋に落ちた編集者の莉花(瀬戸朝香)。だが、それ以来、周囲で奇妙な事件が発生し、圭に危険が及ぶことを恐れた莉花は単身ベトナムへと向かう。

一方、圭は彼女の消息を探る中で衝撃の事実を知る。

SHIN様の一言

中島みゆきが原作を手掛けたという入魂の一作。私もそこに興味があって観た映画であった。台詞は少なかったが、作品そのもののムードはしっかりと伝わってきた。

多重人格という難しい役もこなした瀬戸朝香であったが、アオザイ姿で踊るシーンがあるなど、演技以外でも見どころがたくさんあった。


シンデレラマン

監督 ロン・ハワード
脚本 アキヴァ・ゴールズマン、クリフ・ホリングワース
音楽 トーマス・ニューマン
主な出演者 ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ、クレイグ・ビアーコ、ブルース・マッギル

ストーリー

ボクサーとして華やかな戦歴を持つジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)だったが、全盛期も過ぎ、ライセンスを剥奪されてしまう。

そのため日雇いの仕事をしながら妻(レニー・ゼルウィガー)や子供たちと暮らしてしたがその生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。

SHIN様の一言

ボクサーがライセンスを剥奪されて、生活苦に陥るという実話を基に作られたこの作品。ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガーというアカデミー俳優が演じているから、真に迫った内容になったように思う。あり得ないような話を現実味帯びさせた演技はさすがだ。

特にラッセル・クローはこの映画に出演するために20キロの減量にも挑戦。まさに身体を張った作品で、その情熱は観ている側にもしっかりと伝わってきた。


四月の雪

監督 ホ・ジノ
脚本 ホ・ジノ、シン・ジュンホ
音楽 チョ・ソンウ
主な出演者 ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン、イム・サンヒョ、リュ・スンス

ストーリー

妻の交通事故の知らせを受け、病院を訪れたインス(ペ・ヨンジュン)。そこで彼は同じように夫が事故に遭った女性ソヨン(ソン・イェジン)と出会う。

やがてお互いの配偶者が同じ車に乗っていたことが判明し、2人の苦悩は深まっていく。

SHIN様の一言

日本で韓流ブームを巻き起こしたぺ・ヨンジュンが2回目の主演で送る映画。ソン・イェジンとともに禁断の愛を描いていく。

ペ・ヨンジュンと言えば「冬のソナタ」で有名なだけに、この作品での配役ではまた違った一面を発揮したように思う。「スキャンダル」でもわかるように様々な恋愛模様を演じさせたら一流かも…。


SHINOBI

監督 下山天
原作 山田風太郎
脚本 平田研也
音楽 岩代太郎
主な出演者 仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、椎名桔平、沢尻エリカ

ストーリー

江戸時代、伊賀の朧(仲間由紀恵)と甲賀の弦之介(オダギリジョー)の2人は運命的な恋に落ちる。しかし2人は互いが敵対する一派だとは知らない。

そんな折り、徳川幕府次期将軍の座を巡って両派の対決が勃発。再会した2人は敵同士として熾烈な戦いを繰り広げることになる。

SHIN様の一言

山田風太郎先生の原作「甲賀忍法帖」を映画化したもの。主演の仲間由紀恵やオダギリジョーを始め、実力派の役者が勢揃いしている。

ストーリーはありがちなパターンだったが、それだけに演技もハイレベルなものを要求される。しかし監督や役者の懸命な取組が、作品そのもののクォリティーを上げてくれた。


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