映画のページ(2006年3月分)


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真救世主伝説 北斗の拳/ラオウ伝 殉愛の章
ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
映画ドラえもん/のび太の恐竜2006
県庁の星
ONE PIECE THE MOVIE/カラクリ城のメカ巨兵
スパングリッシュ/太陽の国から来たママのこと

 

真救世主伝説 北斗の拳/ラオウ伝 殉愛の章

製作国・地域 日本
上映時間 103分
監督 今村隆寛
原作 武論尊、原哲夫
脚本 堀江信彦、鴨義信、真辺克彦
音楽 梶浦由記
主な声優 阿部寛、宇梶剛士、柴咲コウ

ストーリー

世界大戦による核戦争後の近未来。暴力が支配する闇と混沌の世界の中、1800年の歴史を持つ究極の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウは、救世主と呼ばれる道を歩み出す。

一方、北斗を離れた長兄のラオウは、武力と恐怖による支配こそ、この世界に新しい秩序をもたらすと信じ、ケンシロウとは真逆の道を歩き出していた。

SHIN様の一言

アニメ放送が終了後も人気が衰えない「北斗の拳」シリーズが久々の映画化。熱いファンにも支持の多い作品で、上映が待たれていたことだろう。

声優陣に阿部寛,宇梶剛士,柴咲コウの実力派の役者を取り揃えられた。元祖のイメージを壊さずにケンシロウを演じ切った阿部ちゃんの熱演も見事だった。


ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!

製作国・地域 アメリカ/イギリス
上映時間 85分
監督 ニック・パーク、スティーヴ・ボックス
脚本 ニック・パーク、スティーヴ・ボックス、ボブ・ベイカー、マーク・バートン
音楽 ジュリアン・ノット
主な声優 ピーター・サリス、レイフ・ファインズ、ヘレナ・ボナム=カーター、ピーター・ケイ 、ニコラス・スミス

ストーリー

年に一度のお祭“巨大野菜コンテスト”を目前に、畑を荒らすウサギが大発生。

発明家ウォレスと相棒グルミットは野菜を守るべく奔走していたが、ある夜今までにないほど畑が荒らされてしまう。町では巨大ウサギの仕業であるとのうわさが流れるのだが…。

SHIN様の一言

世界中に熱狂的なファンを持つ「ウォレスとグルミット」シリーズの長編映画シリーズの記念すべき第1作。

周知の事実だが、映画の全てが粘土細工であり、企画から完成まで5年ほどを要したという作品だ。製作側の力の入れ様がそのエピソードからだけでも伝わってきた。


ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

製作国・地域 アメリカ
上映時間 136分
監督 ジェームズ・マンゴールド
原作 ジョニー・キャッシュ
脚本 ギル・デニス、ジェームズ・マンゴールド
音楽 T=ボーン・バーネット
主な出演者 ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン、ジニファー・グッドウィン、ロバート・パトリック、ダラス・ロバーツ

ストーリー

1950年代、アメリカ。ジョニー(ホアキン・フェニックス)はレコード会社で飛び込みのオーディションを受け合格する。

妻子を残し全米ツアーに出た彼は、憧れのカントリー歌手、ジュ−ン・カーター(リース・ウィザースプーン)と運命的に出会うが…。

SHIN様の一言

実在した1950年代のカリスマスター、ジョニー・キャッシュの生涯に迫った真実の愛の軌跡の物語。彼の一生が描かれている作品だ。

ミュージシャンを演じている関係で、演技ばかりではなく歌のシーンもあるが、いずれも熱演、熱唱であった。アカデミー賞作品の最右翼とのことだが、派手好きなアメリカ人の嗜好には合うのかも知れない。


映画ドラえもん/のび太の恐竜2006

製作国・地域 日本
上映時間 107分
監督 渡辺歩
原作 藤子・F・不二雄
脚本 渡辺歩、楠葉宏三
主な声優 水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一

ストーリー

ひょんなことから恐竜の卵のような物を発見したのび太は、その卵を孵化させてみると、白亜紀の日本にいたというフタバスズキリュウが生まれてきた。

のび太はその恐竜をピー助と名づけ、内緒で飼い始めるが…。

SHIN様の一言

昭和55年(私が生まれた年)から毎年映画化されてきたドラえもんのシリーズだが、昨年はキャスト総入れ替えのため映画は2年ぶり。今の声優陣では初めての映画である。

作品自体は26年前の第一作「ドラえもん/のび太の恐竜」のリメイクだが、今作品でのオリジナルストーリーもあり、内容的にも楽しめた作品。次はリメイクでない作品にも期待してみたい。


県庁の星

製作国・地域 日本
上映時間 131分
監督 西谷弘
原作 桂望実
脚本 佐藤信介
音楽 松谷卓
主な出演者 織田裕二、柴咲コウ、佐々木蔵之介、和田聰宏、紺野まひる

ストーリー

K県庁のキャリア公務員・野村聡(織田裕二)は、ある時、民間企業との人事交流研修のメンバーに選ばれるが、研修先は客もまばらなスーパー。しかも野村の教育係・二宮あき(柴咲コウ)は、年下のパート店員だった。

SHIN様の一言

織田裕二と柴咲コウのW主演で送るこの作品。監督は「白い巨塔」でおなじみの西谷弘先生だ。

これまで織田裕二と言えば、どちらかというと軽い役どころが多かったように思うが、今回はエリート意識の強い公務員と、ちょっと異質なキャストとなった。そこに気の強いキャラクターの多い柴咲コウとが見事にマッチして、最高の仕上がりではなかっただろうか?


ONE PIECE THE MOVIE/カラクリ城のメカ巨兵

製作国・地域 日本
上映時間 95分
監督 宇田鋼之介
原作 尾田栄一郎
脚本 伊藤正宏
音楽 田中公平
主な声優 田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、稲垣吾郎、加藤浩次、山本圭壱

ストーリー

沈没寸前の海賊船に乗り込んだルフィたちは大きな宝箱を発見するが、中から出てきたのは財宝ではなく入歯のお婆さんだった!! 伝説の宝物“金の冠”と引き換えに、お婆さんは自分を島へ送り届けてほしいと頼み込む。

SHIN様の一言

毎回ユニークなストーリーで楽しませてくれる「ONE PIECE」のシリーズ第6弾。声優に誰が挑戦するかも注目されている。

今回はSMAPの稲垣吾郎に、極楽とんぼの2人。声優は初挑戦ということだったが、しっかり板についていたのはさすがだった。


スパングリッシュ/太陽の国から来たママのこと

製作国・地域 アメリカ
上映時間 131分
監督 ジェームズ・L・ブルックス
脚本 ジェームズ・L・ブルックス
音楽 ハンス・ジマー
主な出演者 アダム・サンドラー、ティア・レオーニ、パス・ベガ、クロリス・リーチマン、シェルビー・ブルース

ストーリー

愛娘の将来のために、故郷メキシコからL.A.へやってきたシングルマザーのフロール(パズ・ヴェガ)。より良い職を求め、ジョン(アダム・サンドラー)とデボラ(ティア・レオーニ)夫婦が営むクラスキー家で家政婦として働き始めるが、一家の生活に戸惑う。

SHIN様の一言

家族のために一生懸命な母親が恋に落ちるというストーリー自体はありふれている。従って映画は何気ない感じで進んでいく。

ただラストシーンはそのタイトルが似つかわしくないほどシビアな結末。良いにつけ悪いにつけ、観客の予想を裏切る仕掛けは1つくらい用意されているものだと感じた。


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