映画のページ(2004年12月分)


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僕の彼女を紹介します
とっとこハム太郎はむはむぱらだいちゅ!/ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔
犬夜叉 紅蓮の蓬莱島
Mr.インクレディブル
コラテラル
誰にでも秘密がある
80デイズ
ポーラー・エクスプレス
ハウルの動く城

 

僕の彼女を紹介します

監督 クァク・ジェヨン
脚本 クァク・ジェヨン
主な出演者 チョン・ジヒョン,チャン・ヒョク,キム・テウク,チャ・テヒョン

ストーリー

正義感に燃える婦人警官ギョンジン(チョン・ジヒョン)が、善良な教師ミョンウ(チャン・ヒョク)を誤認逮捕してしまう。

これをきっかけに恋に落ちた2人は幸福な時を過ごすが、ギョンジンを守ろうとするミョンウの身に悲劇が降りかかる。

SHIN様の一言

大ヒットを記録した「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督と主演のチョン・ジヒョンが再びコンビを結成しての自信作。その期待に違わぬ悲劇的ながらも感動的な映画は、最高の出来映えであった。

実は私は「猟奇的な彼女」を観ていない。第一印象であまり観たいと思わなかったせいだが、機会を作って是非観てみたい。そう思わせるほど「僕カノ」の作りは素晴らしかった。


犬夜叉/紅蓮の蓬莱島

監督 篠原俊哉
原作 高橋留美子
脚本 隅沢克之
主な声優 山口勝平,雪野五月,辻谷耕史,桑島法子,渡辺久美子,陣内智則

ストーリー

50年に一度現れる謎の不老不死の島“蓬莱島”で、妖怪たちと死闘を繰り広げた犬夜叉と桔梗。再び、不審な動きを察して“蓬莱島”に向かった犬夜叉の前に、島に隠された秘密を握る4人の神々・四闘神が立ちはだかる。

“蓬莱島”で、殺生丸、かごめ、桔梗、そして犬夜叉たち4人のこれまで隠された未来が明らかになる。

SHIN様の一言

大人気だった「犬夜叉」のテレビシリーズは大盛況のまま放送が終わったが、映画は今年も放映され、これで4本目。

注目点はお笑い芸人の陣内智則が声優に挑んでいること。アフレコ陣にも目を向けてみると面白いかも知れない。

※「とっとこハム太郎はむはむぱらだいちゅ! ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔」と併映


とっとこハム太郎はむはむぱらだいちゅ!/ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔

監督 出崎統
原作 河井リツ子
脚本 金春智子
主な声優 間宮くるみ,池澤春菜,愛河里花子,伊藤健太郎,村井かずさ,松浦亜弥

ストーリー

ハムちゃんずのメンバーは怪しい煙に巻き込まれ、不思議な"絵本塔"に迷い込んでしまった。

やがてその"絵本塔"で作家ハムスターの“あややム”に出会う。そこで執筆活動に悩む“あややム”のお手伝いをすることになる。

SHIN様の一言

日本人なら誰でも知っている「桃太郎」の話になぞらえた作品。明らかに子供向けの映画だが、ハムちゃんずのかわいいキャラクターはたまらない。

その他の注目点は松浦亜弥やモー娘。のメンバーが声優に挑戦していること。アニメという新境地を開いた作品。

※「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」と併映


Mr.インクレディブル

監督 ブラッド・バード
脚本 ブラッド・バード
主な出演者 クレイグ・T・ネルソン,ホリー・ハンター,サラ・ヴォーウェル,スペンサー・フォックス,エリザベス・ペーニャ

ストーリー

スーパー・ヒーローの破壊力に満ちたパワーは、一般市民の生活にもダメージをあたえ、スーパー・ヒーローは、政府から活動を禁止されてしまう。

それから15年後、かつて人気ナンバー・ワンだったヒーロー“Mr.インクレディブル”(=ボブ)は保険会社の社員として暮らしていた。ボブは仲間だった妻ヘレンや子供たちと幸せに生活しているが、昔の栄光が忘れられない。そんなある日、ボブに謎の指令が届く。

SHIN様の一言

公開前から話題を呼んだ人気作。大人も子供も楽しめる作品だ。

「ファインディング・ニモ」と同じスタッフが製作に携わっているが、CGの速度はその6倍だと言う。スーパーマンの速い動きを表現するための努力の跡を垣間見る思いがした。

※「バウンディン」(上映時間5分)と併映


コラテラル

監督 マイケル・マン
脚本 スチュアート・ビーティー
主な出演者 トム・クルーズ,ジェイミー・フォックス,ジェイダ・ピンケット=スミス,マーク・ラファロ,ピーター・バーグ

ストーリー

タクシー運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)はロサンゼルスで12年間真面目にタクシー運転手という職業をこなしていた。ある日、客として乗せた女性検事アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)との会話をするうちにささやかだが心が通じ合い、アニーはマックスに自分の名刺を渡して車を降りる。

その後ロサンゼルスに訪れていた殺し屋ヴィンセント(トム・クルーズ)が、マックスの運転するタクシーに乗り込んだ。ヴィンセントの目的は一夜で5人の人物を殺すことだった。しかし、マックスの思わぬ反抗から計画に狂いが生じていく。

SHIN様の一言

トム・クルーズが非常な殺し屋の役に挑戦した注目作。その迫真の演技は見逃せないシーンが盛り沢山だ。

ちなみに「コラテラル」という言葉の意味は劇中に出てくるのだが、全てを観てもらえれば納得いただけるはず。是非是非観て下さい!!


誰にでも秘密がある

監督 チャン・ヒョンス
脚本 キム・ヨンチャン
主な出演者 イ・ビョンホン,チェ・ジウ,チュ・サンミ,キム・ヒョジン,チョン・ジェヒョン

ストーリー

女子大生だがジャズシンガーとしてクラブで歌っているハン・ミヨン(キム・ヒョジン)は、歌いながら観客の中に理想の男性がいないか探していた。そんなある日、画廊のオーナーであるスヒョン(イ・ビョンホン)を客席に見つけ、猛烈なアタックをしかける。

ある日、ミヨンは彼を家族に紹介するが、夫と倦怠期の長女ジニョン、恋愛経験ゼロの次女ソニョンも彼の虜になってしまう。

SHIN様の一言

「冬のソナタ」のチェ・ジウと、そのチェ・ジウと「美しき日々」でも共演したイ・ビョンホンの2大韓国スターが主演の話題作。

ストーリー的にはスヒョンと性格の異なる3姉妹の恋愛模様を様々な角度からエロチックに表現している。映像的にも嫌らしいシーンをちょっとコメディチックに仕上げるなど、個人的にはかなり好きな作品。


80デイズ

監督 フランク・コラチ
原作 ジュール・ヴェルヌ
脚本 デヴィッド・ティッチャー,デヴィッド・ベヌロ,デヴィッド・ゴールドスタイン
主な出演者 スティーヴ・クーガン,ジャッキー・チェン,セシル・ドゥ・フランス,ジム・ブロードベント,ユエン・ブレムナー

ストーリー

フォッグ氏は発明の助手に逃げられたばかりだったため新しい助手を探していた。そこへイングランド警察に追われていたラウ・シンがフォッグ氏の家の庭に逃げ込んできた。警察に捕まるわけにはいかないラウ・シンは、仕方なくパスパルトゥーと名乗り彼の助手になった。

ある日フォッグ氏は王立科学アカデミーでケルヴィン卿と大きな賭けをした。もし80日間で世界一周できたら科学大臣になることができるが、失敗したら二度と発明できない身になってしまうのだ。こうしてフォッグ氏とパスパルトゥーは世界一周の旅に出ることになった。

SHIN様の一言

まだ飛行機がなかった時代に「世界一周」というのは雲をつかむような話だったはず。そんなことを平然と「やってみせる」と言い張ったフォッグ氏の行為は勇気か、無謀か?

しかし、そのおかげでパスパルトゥーらとの絆が深まったのも事実。野心家の大冒険から目の離せない作品。


ポーラー・エクスプレス

監督 ロバート・ゼメキス
原作 クリス・ヴァン・オールズバーグ
脚本 ロバート・ゼメキス,ウィリアム・ブロイルズ・Jr.
主な声優 トム・ハンクス,ノーナ・ゲイ,ピーター・スコラーリ,エディ・ディーゼン,マイケル・ジェッター

ストーリー

クリスマスイブの夜、サンタを信じなくなっていた少年は、サンタの鳴らす鈴の音はもう自分には聞こえないと思い込み、ベッドで眠りにつこうとしていた。

そして、時計が11時55分を指した時、突然、轟音とともに巨大な蒸気機関車が近づいて来た。"ポーラー・エクスプレス"という名の列車から出てきた車掌は、少年を不思議な世界への冒険に誘ってきた。少年は半信半疑ながらも、"ポーラー・エクスプレス"に乗り込んだ。

SHIN様の一言

実生活では4児の父であるトム・ハンクスが、実際に子供たちに読み聞かせしている絵本を映画化。自身製作にも携わり、1人5役を演じるという気持ちのこもった作品。

作品全体はCG仕様だが、ストーリーとしても心温まる作りで、私も話の展開とともにその映像美にも酔いしれた名作だ。


ハウルの動く城

監督 宮崎駿
原作 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
脚本 宮崎駿
主な声優 倍賞千恵子,木村拓哉,美輪明宏,我修院達也,神木隆之介

ストーリー

父親の帽子店で日々、帽子を作りつづけていた18歳のソフィーは、ある日、荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆になってしまった。

居場所を失ったソフィーは4本足で歩く"ハウルの動く城"に遭遇。そこでハンサムだが弱虫な魔法使いハウルと出会ったソフィーは、奇妙な共同生活を始めることになる。

SHIN様の一言

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの著書「魔法使いハウルと火の悪魔」を基に、少女と魔法使いの恋を通して、生きる楽しさや愛する歓びを描いた宮崎駿監督最新作。

主人公のソフィーは魔法使いの呪いによって90歳の老婆にされてしまうが、様々な困難が襲い掛かってくることによって、逆に若返った印象さえあった。ハウルの成長ぶりも感じさせる作りで、さすがは宮崎駿といった感じであった。


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