映画のページ(2006年9月分)
バックダンサーズ!
出口のない海
青春漫画 〜僕らの恋愛シナリオ〜
僕の、世界の中心は、君だ。
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
アキハバラ@DEEP
ラフ ROUGH
森のリトル・ギャング
製作国・地域 | 日本 |
上映時間 | 117分 |
監督 | 永山耕三 |
脚本 | 永山耕三、衛藤凛 |
音楽 | Sin |
主な出演者 | hiro、平山あや、ソニン、サエコ、田中圭、長谷部優、木村佳乃、陣内孝則 |
ストーリー
グループとして人気絶頂期を迎えた矢先に、メインボーカルが脱退し、解散に追い込まれたバックダンサー4人。不器用で人にすぐ気を使ってしまうが、ダンスを人一倍愛しているミウ(平山あや)、ダンスが誰よりもうまいヨシカ(hiro)、元キャバ嬢で結婚願望が強いともえ(ソニン)、実はアイドル希望の愛子(サエコ)と一見バラバラの4人だが、ダンスへの情熱で結ばれ、夢へと突き進むはずだったが…。
SHIN様の一言
よくある青春映画のパターン。ストーリー自体は”ベタ”だったが、細かい心理描写は為されていた感じ。
主演にミュージシャンのhiroを起用したことも話題だろう。フレッシュな顔触れで作品にも躍動感が出ていたのは嬉しかった。
製作国・地域 | 日本 |
上映時間 | 121分 |
監督 | 佐々部清 |
原作 | 横山秀夫 |
脚本 | 山田洋次、冨川元文 |
音楽 | 加羽沢美濃 |
主な出演者 | 市川海老蔵(11代目)、伊勢谷友介、上野樹里、塩谷瞬、柏原収史、伊崎充則 |
ストーリー
1945年、敵艦の攻撃を避けながら海中を進む1隻の潜水艦内に待機する4人の若者たち。彼らは人間魚雷“回天”に乗って敵艦に激突するという極秘任務を帯びており、艦長の出撃命令を待っていた。
そんな中、甲子園の優勝投手だった並木浩二(市川海老蔵)は野球に熱中していたころや、戦争に行くと決めた日々を思い出す。
SHIN様の一言
太平洋戦争末期、海の特攻兵器と呼ばれた人間魚雷“回天”に乗り込んだ若者たちの姿を通し、生きることの意味を問いかける戦争ドラマ。「何のために生き、何のために死ぬのか?」を問いかけるシリアスな内容の作品だ。
市川海老蔵は映画では初の主演だが、大河ドラマと変わらぬ演技を見せてくれた。他にも豪華キャストとスタッフでセピア色的な作風にも独特のカラーが加わった気がした。
製作国・地域 | 韓国 |
上映時間 | 111分 |
監督 | イ・ハン |
脚本 | イ・ハン |
音楽 | キム・ミンギュ |
主な出演者 | クォン・サンウ、キム・ハヌル、イ・サンウ、チャン・ミイネ、パク・チビン、チョン・ミナ、チョン・ギュス、イ・ヨンラン |
ストーリー
13年間兄妹のように育った、ジファン(クォン・サンウ)とダレル(キム・ハヌル)は、互いにアクションスターと女優を夢見て同じ大学に進学する。会えば子どものようにけんかばかりしていた2人だが、ダレルにハンサムな理想の恋人ヨンフン(イ・サンウ)ができ、2人の関係がぎくしゃくし始める。
SHIN様の一言
「青春漫画」というシンプルながらユニークなタイトル。韓国ではそういうストーリーも受けが良いのだろう。
ただ日本ではどうかというと、評価は分かれるところだろう。ラブストーリーが好きな人でもそうなのだから、物足りなさはあるかも知れないが、素直な気持ちで見られれば面白いのかも。
製作国・地域 | 韓国 |
上映時間 | 97分 |
監督 | チョン・ユンス |
脚本 | ファン・ソング |
音楽 | イ・ドンジュン |
主な出演者 | チャ・テヒョン、ソン・ヘギョ、イ・スンジェ、キム・ヘスク、ハン・ミョング、パク・ヒョジュン |
ストーリー
平凡な高校生のスホ(チャ・テヒョン)に、中学時代から想いを胸に秘めていたスウン(ソン・ヘギョ)は、意を決して自分の気持ちを告白する。
ほどなく気持ちが通じ合い、関係が深まっていくふたり。そんなある日、おせっかいな友人のはからいで、スウンはスホとふたりだけで島へ出かけることになるのだが…。
SHIN様の一言
「世界の中心で、愛をさけぶ」の韓国版リメイク作品。それは期待をさせる売り文句ではあったが、実際には物足りなさが残った。状況の違いこそあれ、ストーリーがほぼ同じでは感動は呼べないということか? 原作に負けないくらいのサプライズが用意されていれば良かったのだが、ちょっと残念だった。
製作国・地域 | 日本 |
上映時間 | 123分 |
監督 | 水田伸生 |
原作 | 一色まこと |
脚本 | 大森寿美男 |
音楽 | 岩代太郎 |
主な出演者 | 須賀健太、篠原涼子、西村雅彦、北村一輝、安藤希、杉本哲太 |
ストーリー
近所で知らぬ者のいないわんぱく坊主の花田一路(須賀健太)は、今日も母親の寿枝(篠原涼子)とテレビをめぐって激しいバトルを繰り広げていた。怒り狂う母親から逃げるため、自転車を猛スピードで走らせていた一路はトラックに跳ねられてしまうが、奇跡的に一命を取りとめる。しかし、幽霊が見えるという不思議な力を授かってしまい……。
SHIN様の一言
天才子役・須賀健太の初めての主演作品だろう。今回はワンパク少年の役で、憎たらしく思えるくらいの名演技で魅せてくれた。ストーリーもわかりやすい作りで、幅広い年齢層で楽しめる作品だろう。
田舎の田園風景や漁港のシーンなどの景色も素晴らしく、見どころ満載の仕上がりだった。
製作国・地域 | 日本 |
上映時間 | 119分 |
監督 | 源孝志 |
原作 | 石田衣良 |
脚本 | 源孝志 、成田はじめ |
音楽 | 小西康陽 |
主な出演者 | 成宮寛貴、山田優、忍成修吾、荒川良々、三浦春馬、寺島しのぶ、萩原聖人、佐々木蔵之介 |
ストーリー
オタクの街と呼ばれる秋葉原、通称“アキバ”で、社会に適応できない5人の若者が出会う。
自らの人生に向き合うことを決めた彼らは、力を合わせ検索エンジン“クルーク”の開発に成功する。しかし、彼らの前に、巨大なIT企業が立ちふさがる。
SHIN様の一言
「池袋ウエストゲートパーク」の原作者である石田衣良の小説が初めて映画化された。ちょうどテレビでも「下北サンデーズ」が放映されており、タイミングとしては言うことなかった。
しかしストーリー全体がやや暗い作りになっていたのは少し残念。個人的に石田先生の作風は好きだが、せめて最後くらいは明るいエンディングで締めて欲しかった。
製作国・地域 | 日本 |
上映時間 | 106分 |
監督 | 大谷健太郎 |
原作 | あだち充 |
脚本 | 金子ありさ |
音楽 | 服部隆之 |
主な出演者 | 長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、市川由衣、八嶋智人、田丸麻紀、渡辺えり子 |
ストーリー
実家の和菓子屋が昔からライバル同士のため、亜美(長澤まさみ)と圭介(速水もこみち)は犬猿の仲。同じ高校に入学して水泳部に入部した2人は、反発しあいながらも次第に引かれ合うようになる。そんな亜美には、競泳日本記録保持者の恋人・弘樹(阿部力)がいて、圭介と弘樹は水泳、恋のライバルとしてお互いを意識するようになる。
SHIN様の一言
あだち充の原作「ラフ」を映画化。水泳を通して爽やかな青春模様を描いている。
主演には今売り出し中の長澤まさみと速水もこみちが選ばれた。美男美女だけに作品自体のクオリティーも跳ね上がった印象だ。
製作国・地域 | アメリカ |
上映時間 | 84分 |
監督 | ティム・ジョンソン、キャリー・カークパトリック |
原作 | マイケル・フライ、T・ルイス |
脚本 | レン・ブラム、ローン・キャメロン、デヴィッド・ホセルトン、キャリー・カークパトリック |
音楽 | ルパート・グレグソン=ウィリアムズ |
主な声優 | ブルース・ウィリス、ギャリー・シャンドリング、スティーヴ・カレル、ワンダ・サイクス、アヴリル・ラヴィーン、ウィリアム・シャトナー |
ストーリー
家族のように暮らしているカメのヴァーン、リスのハミーたちが冬眠から目覚めると、自分たちの森は人間たちの都市化計画によって、公園ほどの大きさになってしまっていた。途方に暮れるヴァーンたちの前に現れたのは、孤独に生きるアライグマのRJ。RJは、人間界の食べ物がいかにおいしいかを仲間たちに教え、人間界に食糧を調達しに行くことを提案するが…。
SHIN様の一言
動物モノのアニメ映画を中心に活躍しているドリームワークス社の作品。今回は人間と動物たちの戦いを動物側の視点で描いている。
アニメ映画だが、この作品では大人も楽しめると評価も高い。それだけ作り手、演じ手の腕があるということか? CGの高度な技術がその最たる所以だろう。